映画は時に過去を懐かしむツールとなる事があります。
まさに、この映画はそんな作品。
懐かしの音楽と共に、女子高生時代を思い出させてくれる
青春映画です。
そして、同じ作品なのに、韓国映画をオマージュの形で
リメイクで作るとこんな雰囲気が違うんだなって感じました。
韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」は洋楽ベースという事もあり、少しおしゃれに仕上がってます。
日本の「はthe邦画って感じでいい意味でエンタメ感あります。
同じように青春時代・友人の死など重いテーマが
結構あるんですが、
時代の背景も少しだけ違う事もあり、少し違う映画に仕上がって面白かったです。
韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」と同じ感覚で見ると??
となるので「微妙に違う作品」と思って見た方がいいです。
少し、青春時代に浸りたい方
特にアラフォー世代の方は日本版は必見です。
自分たちの時代の作品ですよ。
くみシュランPoint★韓国映画「サニー永遠の仲間たち」
解説
1970~80年代の洋楽ヒットナンバーの数々で彩られ、2011年韓国で740万人を動員したドラマ。夫や娘にも恵まれ、何不自由ない生活を送っていた42歳のナミは、ある日、母の入院先で高校時代の友人チュナと再会する。25年前の高校生時代、ナミやチュナら7人の仲良しグループはずっと一緒にいると約束しあったが、ある事件がきっかけで離れ離れになってしまっていた。病気に苦しみ、最後にみんなに会いたいというチュナのため、ナミは当時の仲間を集めようと決意。各地に散った仲間を訪ねる旅の過程で、再び人生に輝きを取り戻していく。監督は「過速スキャンダル」のカン・ヒョンチョル。 2011年製作/124分/PG12/韓国
原題:Sunny
配給:CJ Entertainment Japan(スタッフ・キャスト)
監督 カン・ヒョンチョル
脚本 カン・ヒョンチョル
主演 ユ・ホジョン シム・ウンギョン チン・ヒギョン引用:映画COM
韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を初めて見たのは友人のすすめ。
DVDで初めて見て「映画館で見ればよかった!!」と
大きく後悔した作品の1つです。
韓国映画ってここまできてるかって当時は特に感じました。
なんというか、表現が適切ではないと思いますが、ダサくない。
そして、音楽の使い所とか現在と過去の場面転換が違和感がなく自然。
韓国では大ヒットしたそうなのですが、ヒットにはいくつかの要因があったと言われています。作品力はもちろんなんですが、1つはキャストが豪華だったって事もあると思います。
まず、主人公を演じたのは当時、若手注目株だった「シム。ウンギョン」さん。
彼女はこの後、日本でもリメイクされた「怪しい彼女」や
日本アカデミー賞受賞した「新聞記者」などにも出演し今や韓国を代表する女優さんです。
そして、そのほかの女優さんも韓国ではとても有名な方ばかりです。
くみシュランPoint★邦画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
解説
2011年に製作され、日本でもヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を篠原涼子、広瀬すずの主演、「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督でリメイクした青春音楽映画。90年代、青春の真っ只中にあった女子高生グループ「サニー」。楽しかったあの頃から、20年以上という歳月を経て、メンバーの6人はそれぞれが問題を抱える大人の女性になっていた。「サニー」の元メンバーで専業主婦の奈美は、かつての親友・芹香と久しぶりに再会する。しかし、芹香の体はすでに末期がんに冒されていた。「死ぬ前にもう一度だけみんなに会いたい」という芹香の願いを実現するため、彼女たちの時間がふたたび動き出す。現在の奈美役を篠原、高校時代の奈美役を広瀬が演じるほか、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美らが顔をそろえる。90年代の音楽シーンを牽引した大ヒットメーカー、小室哲哉が音楽を担当。 2018年製作/119分/PG12/日本
配給:東宝出演者
篠原涼子・広瀬すず・小池栄子・ともさかりえ・渡辺直美・池田エライザ(池田依來沙)・山本舞香
引用:東宝オフィシャルサイト
感想
韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」が日本で映画化されると、映画の発表会で聞いて、すごく嬉しかったのを覚えています。
プロモーション担当の方にこの宣伝の手伝いを何がなんでもしたい!!って熱くプレゼンしました(笑)
映画の概要のリリースが出る度に「おお〜って」期待膨らましてました。
日本版の監督は映画『モテキ』の大根仁監督。そして、時代設定は現代と90年代後半です。まさに世の中が女子高生ブームだった頃。ルーズソックスとかの世代です。
映画の台詞でもありましたが。「女子高生が中心」だった時代です。
そして、この映画の大事な軸の1つキャスト。
主人公は過去が広瀬すず・現在が篠原涼子さん。
全キャスト韓国版に負けないくらい人気の女優さんです。
さらに音楽。
この時代と言えば90年代後半、安室奈美恵や小沢健二さんの音楽ですよね。
日本版は音楽が中心となり劇中に使われていて、大根監督らしく笑い
涙を入り混ぜた痛快エンターテイメントに仕上がってました。
今回、記事を書くにあたり、2つの作品を続けて改めて見ましたが
どっちもやっぱりいい作品。
あえて、邦画は韓国のサニーへのオマージュだと思いますが
ファーストカットだけじゃなく所々を
同じ台詞、カットで撮影していましたが
微秒に何か違うんですよね。
ただ・・・
不思議と、同じ部分で泣いて、笑って、
同じように最後、号泣してました。
そして、どちらも見終わった後、
高校時代の友達に無性に会いたくなりました。